カサル・ド・ビラ・ブランコ -Casal do Vila Blanco-
ガリシアの伝統品種パロミノ100%。
樹齢60年以上の古株から収穫。
柔らかい花の香りと柑橘系のアロマが感じられます。
肉付きの良い熟した桃のようなジューシーさがあり、
酸味と果実味のバランスが優れた辛口です。
ヴィンテージ/2021年
ワイナリー/ボデーガス・クンケイロ
原産地/D.O.リベイロ
品種/パロミノ100%
内容量/750ml
度数/11.0%
ガリシアでは希少となるパロミノ100%
「カサル・ド・ビラ」とは“ビラ(人名)の邸宅”と訳されます。
「カサル」は1880年代にガリシアに移住してきたヨーロッパ人が建てたお屋敷の意味で、当時からその周辺にぶどう畑が造られていました。
ボデーガス・クンケイロもその屋敷の跡地を利用し醸造をしています。
そんなクンケイロを代表するワインの一つが「カサル・ド・ビラ」になります。
パロミノ100%でワイナリーを代表する白ワインです。
標高125m~400mにかけて4つに分かれた地域で畑を栽培し大西洋気候では珍しく夏場は45度をも記録する過酷な環境にて栽培した約60年の古木から手摘み収穫。
ブドウの平均樹齢は50年となり、1本の苗から6房から8房と収量を厳しく制限し品質の向上に努めています。
パロミノはリベイロでも古くから栽培されており、フルーティーなアロマとハーブのノートを少し感じるワインになるのが特徴です。
柔らかい花の香りと柑橘系のアロマで、肉付きの良い桃のジューシーさも感じられ、フレッシュかつフルーティーな辛口に仕上がっています。
1920年に初代セベリーノ・フェルナンデスによって畑が開墾され、ワイナリーが設立されました。
ワイナリーは1880年代にガリシアへ移住してきたヨーロッパ人が建てた”Casal(カサル)”と呼ばれる屋敷を利用しています。
現在は3代目と4代目が中心となり家族にて栽培、醸造、流通まで行っています。
【左からセサル(マーケティング)、イヴァン(醸造責任者)、オスカー(栽培責任者)、セヴェリーノ(オーナー)】