アルガンサ・カベルネ -Arganza Cabernet-
湿った弱酸性の石英やスレートからなる土壌に植樹された樹齢100年以上の苗木より9月最終週に手摘み収穫され、ステンレスタンクにて発酵後、フレンチオーク・アメリカンオーク樽にて4ヶ月間熟成。
深みのあるルビーレッドの色調。ブラックベリー、ダークチョコ、杉やフェンネルなど複雑なアロマが感じられ、繊細なタンニンにより口当たりもシルキーで、非常にバランスの取れた味わいに仕上がっています。さらに熟成させることで、より深みのある味わいに変化することが期待できます。
ヴィンテージ/2020年
ワイナリー/パラシオ・デ・アルガンサ
原産地/V.T.カスティーリャ・イ・レオン
品種/カベルネ・ソーヴィニョン 100%
内容量/750ml
度数/13.0%
¥2,068
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樹齢100年の歴史あるブドウと酒の神バッカスの出会い
受賞歴・評価
JAMESSUCKLING 91点
*ワイン評論家ロバート・パーカーに次ぐ、世界のワイン指標に影響を持つ評論家
名醸造家エル・マエストロの力作
国際品種カベルネ・ソーヴィニヨン100%の果実味が豊かでしっかりとしたボディです。
ワイナリー「パラシオ・デ・アルガンサ」は、トロやプリオラートなどと同じく近年注目されている新興地域ビエルソに位置し、標高の高さによる寒暖差を活かして、高品質なぶどう栽培と最先端の醸造技術により、スペイン国内でも高い評価を受けています。
地場品種であるメンシアの栽培が盛んな地域ながらも、粘板岩質の土壌を活かし、ミネラル感があり、強いアタックながらも滑らかなタンニンのカベルネ・ソーヴィニヨン(CS)も僅かに造られています。
そんな貴重なCSを100%使用した「アルガンサ・カベルネ」ですが、CS種特有のカシスの香り、杉やミントのような清涼感もあります。
また、深みのある柔らかいタンニンとダークチョコや、シナモンのようなスパイスの余韻も長いミディアムフルボディとなっています。
冷涼な地域なだけに、ただただ重いだけのワインではなく、きれいな酸味を伴った食中にとても合わせやすいワインです。
現在のワイナリーは1805年にビジャフランカ・デル・ビエルソの街に設立され、1964年に現オーナーのホセ・ルイスにより買収されました。
70年代から80年代はスペインではリオハやへレスが輸出ワインの大半を占めていた時代にも関わらず、ビエルソのワインを広めるため早くから各国への輸出に取り組んできました。2000年には近郊の街トラル・デ・ロス・バドスに32,000㎡の近代的な工場を建設しました。
ホセ・ルイスはD.O.ビエルソ創設の立役者の一人でもあり、「エル・マエストロ」として尊敬を集めています。
彼は40年以上ワイン製造に携わり、ビエルソの土地のテロワールから土壌、醸造に精通し、ゴデーリョとメンシア、ドニャ・ブランカのワイン開発の先駆けとなってきました。
現在は10ヘクタールの自社畑と約70ヘクタールの契約農家の畑でブドウ栽培し、3,400万リットルのワインを生産するまでに成長しました。
エチケットにはベラスケスの作品「バッカスの勝利」( 酒の神、バッカスが酒宴に集まった農民たちにブドウの葉の冠している神話画。)がオマージュされています。
また、長い歴史を持つこのワインを楽しんで欲しいというメッセージも書かれており、このワインから愛が伝わるのではないでしょうか。