ピサーラス・デ・オテロ -Pizarras de Otero-
「マリエッタ」などを手掛けるスペイン屈指の女性醸造家カティア・アルバレスによるメンシア100%の赤ワイン。
スペインのピノ・ノワールとも評されるブドウ品種で、その繊細さとポテンシャルの高さで世界から注目を集めています。
ブルーベリージャムの中に梅やシソのニュアンスが感じられ、淡い色調の中にもブドウの旨味が凝縮されています。
和食との相性も抜群です。
ヴィンテージ/2021年
ワイナリー/ボデーガス・マルティン・コダックス
原産地/D.O.ビエルソ
品種/メンシア 100%
内容量/750ml
度数/12.5%
ワインと自然への愛が込められたエレガントなメンシア
受賞歴・評価
ペニンガイド90点
自然との調和を願ったメッセージを込めて
畑は山岳地帯の為、急斜面より全て手摘み収穫されます。
選果後、低温でマロラクティック醗酵します。
チェリーやプラム、スミレのような香りが感じられ、ジューシーながらミネラル感も豊富に含まれます。
メンシアのフルーティーな口当たりながら、ボディ感も程よく満足感が得られます。
滑らかなタンニンがエレガントに仕上がっています。
※マロラクティック醗酵…乳酸菌によって行われる発酵で、とがった酸味をまろやかにしたり、香りや味わいに複雑味を加えます。
ボデーガス・マルティン・コダックスの女性醸造家であるカティア・アルバレスは、スペインの女性醸造家トップ10に選ばれる程の実力者。1口飲めば彼女の素晴らしい仕事ぶりを実感していただけるはずです。
ボデーガス・マルティン・コダックスは1986年に設立された新しいワイナリーです。ワイナリーの名前は、中世においてガリシア地方でもっとも有名な吟遊詩人にちなんで命名されました。
彼の詩の中では、その地で生活している海や海岸への愛情が謳われています。
設立以来、マルティン・コダックスは、この土地に住む人々や社会に支えられ成長を続け、今ではガリシア地方の象徴と言われるワイナリーに発展しました。
マルティン・コダックスは新しいワインをつくるにあたりブドウを栽培するのに最適な地域を探し、気候と土壌の特性、そして素晴らしいブドウ畑の両方を備えた高山地帯であるエル・ビエルゾにたどり着きました。
そこで数百年前のメンシアのブドウに出会い新しいワインへの運命の出会いとなりました。
しかしこの高山では以前多くのヒグマが生息していたが、
年々、高山地域での人々の活動により熊の数が激減していることを知ります。
そこで以前より環境保全を精力的に行っているマルティン・コダックスは熊の保護のために保護プロジェクトを立ち上げました。
その為、この「ピサ―ラス・デ・オテロ-Pizarras de OTERO-」はヒグマへの想いが込められています。
「ピサ―ラス・デ・オテロ-Pizarras de OTERO-」とは「丘の粘板岩」という意味を持ち、そこにヒグマの肉球がデザインされたエチケットは、まさに自然との調和を願ったマルティン・コダックスのメッセージが込められています。