カナジャス・ティント -Canallas Tinto-
ワインを飲むときは童心に帰って心から楽しんでほしいというワイナリーの思いがエチケットに込められています。
明るいブルーベリーやストロベリー、アールグレイのような香りが感じられ、ヨーグルトのような乳化したニュアンスもあります。
4か月間のオーク樽熟成により、カカオのような余韻が感じられます。
気兼ねのない家族や友人と集まるシチュエーションには最適な1本です。
ヴィンテージ/2021年
ワイナリー/ボデーガス・アラーエス
原産地/D.O.バレンシア
品種/テンプラニーリョ50%、モナストレル50%
内容量/750ml
度数/13.0%
童心に戻ってワインを楽しもう!
4ヶ月間アメリカンオーク樽熟成。
サクランボのような明るいバイオレットの色調。
熟したイチゴやバニラ、カカオの香りが感じられます。ジューシーで酸とタンニンのバランスが非常に秀逸で、樽熟成によるわずかにスパイシーさも感じられます。また、ヨーグルトなどの乳化したニュアンスもあり、柔らかく温かみのあるワインに仕上がっています。
様々なタイプのタパスや煮込み料理など日常のお食事にも合わせやすい味わいとなっています。
彼らのラベルは、インパクトが強く目をひくデザインで有名です。その為、中身も奇を衒ったものかと思いきや、ワインは親しみやすく果実感に溢れとても日本人にも馴染みやすい味わいとなっています。
風土に合わせた健全で良質なブドウ栽培と、過剰な人的介入要素を排除した自然な醸造をしているということが一口飲んでわかって頂けると思います。
バレンシアの中でも最南端に位置する、ラ・フォント・デ・フィグエラ。ボデーガス・アントニオ・アラーエスはブドウ畑やオレンジ畑そして緑豊かな山が見渡せる場所に位置しています。
彼らのワイン造りの始まりは1916年、周囲のいくつかの農家が自分たちの育てたブドウを使ったワインを造り出すためにワイナリーを設立し、その後1950年に元オーナーの祖父であるドン・アントニオがそのワイナリーを引き継いだことから始まったワイナリーです。
「カナジャス(Canallas)」には、ならず者という意味のスペイン語。
そこには、どんな大人になっても子供心を忘れずに人生を楽しんで欲しいというメッセージが込められています。
カナジャスを飲みながら童心に戻ってもよし!
子供のころの話を大切な人と語るのもよし!
エチケットのデザインは、パコ・トゥエルカス(Paco Tuercas)によるもの。
彼のデザインはアラ―エスには欠かせないものになっています。